Kobots (2) KoBlock – Wio Nodeを使ってロボットを動かそう!
Kobots作りの第二回、まずは手足、ボディとなる部分を作っていきます。
- Kobotsって何?
- KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方(この回)
- KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方
- KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方
- KoBook & Future – 今後の応用、展開について
ロボットの手足、ボディとなるKoBlock(コ・ブロック)
このKoBlockは、マイコンとしてArduino互換のWio Nodeを使っています。1個のフリスクケースにWio Node1つ、サーボモーター2つを入れて操っています。
KoBlock部品
必要な部品は以下のようなものです。それぞれ、秋葉原の千石電商などで買う事ができます。リンクがついていますので、必要に応じて調達して下さいね。
- フリスク空き箱 1個 200円
- サーボモーターMiniS 約900円×2個
- WIO NODE 約1100円
- リチウムポリマー電池 約1,200円
- 磁石×2個 100円
- (切り替えトグル・スイッチ 100円)
- 2mmのねじ等 100円
トータル 約4,500円
KoBlockの作り方
上記の部品をフリスクケースに入れていきます。
まずフリスクケースをこのようにカットします。横に2 mmのネジが通る穴を空けます。(ケースの裏側の方を使うと、横にサーボモーターをネジ止めしやすいです。)
フリスクケースは、このサイズのサーボモーターやWio Nodeがぴったりはまる大きさになっていて、ちょうどいいですね。
プラスチックの素材も、大き目のカッターやはんだカッターで切れ、かつ耐性もあってちょうどいい固さです。
その中にサーボモーターを横にはめていきます。2 mmのネジで留めます。
反対側にもサーボモーターを付けます。
真ん中の空いている所に、Wio Nodeもセットします。
Wioにはオンオフ・スイッチがないので、LiPo電源のところにトグルスイッチを増設して、そこに電池を付ける様にすると、電源のオン・オフが簡単になります。
左側にLiPo電池を両面テープで貼り付けて、パッキングができました。
反対から見るとこのような形。すっぽり収まりました。
このままでもOKですが、配線などが見えてしまって嫌な人は、ビニールテープなどで裏を貼って、隠してしまってもいいです。
この上下に強力マグネットをつけておくと、他のKoBlockと付け離しができるようになります。
このサーボが下を向いたKoBlockを脚として使います。(この写真の下側に脚が伸びる)
さて、KoBlock一つができました。これひとつが脚、または腕部分になります。
もう一つ同じものを作って、二つで脚と腕部分とします。
だいぶ机の上が汚れきました。。
KoBlockソフトの設定
さてここからは、手足を操るWio Nodeの設定になります。
Seeedが出しているアプリWio Linkを、スマホにダウンロード、インストールしておいて下さい。
まずWifiの設定をして、無線でつながる様にします。
その後、幾つかテストをしてみましょう。Wioのサーボの角度を設定すると、そのように動くはずです。
さてこれで、http://seeed.io/ などのURLをたたけばサーボが動くようになりました。
アプリ側からサーボを動かしてみます。
これを左右の脚、腕を連動して動かすPythonプログラムやスマホアプリなどを作ってもいいですが、ここではMESHをトリガーに使って動かしています。
MESHボタンを押したり、モーションタグでシェイクしながら操作すると、ロボットをアクティブに動かす事ができます。
MESHアプリもなかなかよく出来ているので、それを使うことにします。アプリでのWio用のカスタムタグ設定の仕方は、のちほどアプリコーナーで説明します。
Kobotsの作り方 目次:
- Kobotsって何?
- KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方(この回)
- KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方
- KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方
- KoBook & Future – 今後の応用、展開について