Kobots (2) KoBlock – Wio Nodeを使ってロボットを動かそう!

Kobots作りの第二回、まずは手足、ボディとなる部分を作っていきます。

  1. Kobotsって何?
  2. KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方(この回)
  3. KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方
  4. KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方
  5. KoBook & Future – 今後の応用、展開について

ロボットの手足、ボディとなるKoBlock(コ・ブロック)

このKoBlockは、マイコンとしてArduino互換のWio Nodeを使っています。1個のフリスクケースにWio Node1つ、サーボモーター2つを入れて操っています。

KoBlock部品

必要な部品は以下のようなものです。それぞれ、秋葉原の千石電商などで買う事ができます。リンクがついていますので、必要に応じて調達して下さいね。

トータル 約4,500円

 

KoBlockの作り方

上記の部品をフリスクケースに入れていきます。

まずフリスクケースをこのようにカットします。横に2 mmのネジが通る穴を空けます。(ケースの裏側の方を使うと、横にサーボモーターをネジ止めしやすいです。)

フリスクケースは、このサイズのサーボモーターやWio Nodeがぴったりはまる大きさになっていて、ちょうどいいですね。

プラスチックの素材も、大き目のカッターやはんだカッターで切れ、かつ耐性もあってちょうどいい固さです。

 

その中にサーボモーターを横にはめていきます。2 mmのネジで留めます。

反対側にもサーボモーターを付けます。

真ん中の空いている所に、Wio Nodeもセットします。

Wioにはオンオフ・スイッチがないので、LiPo電源のところにトグルスイッチを増設して、そこに電池を付ける様にすると、電源のオン・オフが簡単になります。

左側にLiPo電池を両面テープで貼り付けて、パッキングができました。

反対から見るとこのような形。すっぽり収まりました。

このままでもOKですが、配線などが見えてしまって嫌な人は、ビニールテープなどで裏を貼って、隠してしまってもいいです。

この上下に強力マグネットをつけておくと、他のKoBlockと付け離しができるようになります。

このサーボが下を向いたKoBlockを脚として使います。(この写真の下側に脚が伸びる)

さて、KoBlock一つができました。これひとつが脚、または腕部分になります。

もう一つ同じものを作って、二つで脚と腕部分とします。

だいぶ机の上が汚れきました。。

 

 

 

KoBlockソフトの設定

さてここからは、手足を操るWio Nodeの設定になります。

Seeedが出しているアプリWio Linkを、スマホにダウンロード、インストールしておいて下さい。

まずWifiの設定をして、無線でつながる様にします。

その後、幾つかテストをしてみましょう。Wioのサーボの角度を設定すると、そのように動くはずです。

さてこれで、http://seeed.io/ などのURLをたたけばサーボが動くようになりました。

アプリ側からサーボを動かしてみます。

 

これを左右の脚、腕を連動して動かすPythonプログラムやスマホアプリなどを作ってもいいですが、ここではMESHをトリガーに使って動かしています。

MESHボタンを押したり、モーションタグでシェイクしながら操作すると、ロボットをアクティブに動かす事ができます。

MESHアプリもなかなかよく出来ているので、それを使うことにします。アプリでのWio用のカスタムタグ設定の仕方は、のちほどアプリコーナーで説明します。

>>次の記事(RasPiを使ったロボットの頭脳)

 

Kobotsの作り方 目次:

  1. Kobotsって何?
  2. KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方(この回)
  3. KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方
  4. KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方
  5. KoBook & Future – 今後の応用、展開について