Kobots (5) – Hi Kobot! ウェイクワードで呼びかけよう

更にKobotsを進化させる為、ウェイクワードを付けてみましょう。 ウェイクワードとは、あのHey SiriとかOk Google、Alexa!のような、呼びかけ語で、その言葉を聞くと、ロボットが動作をし出すものです。 このウェイクワードには、Snowboyという面白い名前のライブラリを使っています。 このサービスというか、ライブラリというかは本当に面白くて、Hotword as a serviceという形で、原則無料で呼びかけ語がつくれてしまいます。 具体的には、こちらのドキュメントの通りに進めればいいだけなのですが、順をおってやっていきましょうか。  

Kobots (4) KoApp – APIとAIをレゴのように組み合わせよう

これまで、モーターなどを動かすKoBlock (2)、画像、音声認識などを行うKoBrain (3)をつくってきました。 この第4回では、その手足と頭脳を結びつけて、自由にカスタマイズできるアプリKoAppを見ていきましょう。 実はこのKoApp、二つのバージョンがあります。 一つは、他のアプリをこのKobots用にカスタマイズして使うもの。MESH Appという、IoTデバイスを扱うアプリのカスタム・タグとして、Kobotsの機能を付け加えてしまうもの。 そして、各種APIからAIまで全てを自由に組合せる事ができる、Genuine AppのKoAppです(こっちはまだ開発中) まず、人のアプリを借りてしまうMESH Appでの設定の仕方を見てみましょう。  

Kobots (3.5) 500ドル・パソコンから5ドルAIへ

当時私は、渋谷の本屋で立ち読みしていました。 私は(今もそうですが)特に何のとりえも無く、就職先探さなきゃなあと漠然と不安を抱えていた学生でした。その時に何故か手に取ったのが、マイクロソフトやアップルをなぎ倒す革新的企業がある、というような本でした。 そこにはこう書かれていました。 500ドルのパソコンが世界を変える ふーん、パソコンの値段が変わると、生活ってそんなに変わるのかなあ。当時は、時々学校に行って、そこにあるパソコンをさわれれば、それであまり生活上困ることはありませんでした。 そしてその時、構想されていた(実際の出荷はどれだけあったんだろう。。)500ドル・パソコンのスペックはこのようなものでした。 CPU: Intel80486(クロック数100MHz)、メモリ: 8MB、ネットワーク: 64 – 128 kb/s 当時(1995年)に一般的だったパソコンは、Pentiumの200MHzで価格は30万円ほど。確かに値段は画期的でしたが、500ドル本当にできるんだろうか。そもそもそんなにコンピューターって必要なんだろうかとも思っていました。 そして2016年に発売された Raspberry Pi Zeroの価格は$5、CPUは1GHz 当時考えられていたぎりぎり500ドルでできるパソコンと比べると、20年で価格は$500→$5で1/100、性能は100MHz→1,000MHzと10倍になったんですね。Raspberry Piの場合、メモリは別で用意するのでもうすこしコストがかかりますが、当時8MBのメモリは1万円くらいしましたから、今は8GBで500円くらいなので、性能は1000倍、価格は1/20というその進化もすごいですね。 またサイズも、当時のPC-98は50cm四方ほどの大きさだったのが(これはあまり今も変わらないですね)、Raspberry Pi Zeroは1 cm × 5 cmほど。 何が言いたかったのかというと、ある一定の価格とサイズが小さくなると、それは生活の中にあまりに溶け込んで気づかないくらいになる。その流れを見通すのが大事なんだな、と。 当時は、研究室や会社に鎮座していたコンピューターが、今やその何倍もの性能のものがそこかしこにある。 ネットワークやAI機脳備えたロボットのようなものが生活に溶け込む。これをおさえない手はないですよね。 これを最も上手くやったのが、当時は最も潰れそうだった会社Appleです。 Appleも色々試行錯誤して、当時は話題だったこんなNewton(1995年当時、価格は1,000ドル以上、大きさはiPad Pro並み)という端末を出したり、Appleを追い出されたあとのJobsが立ち上げた会社NEXTは500ドル・パソコンに近いものがありました。 しかしもちろん皆さんご存知のように、最大の変革は、iPhoneを世に出したことでしょう。 iPhoneの凄さは、 子供から大人まで全ての人にUNIXコンピューターを配った ということではないでしょうか? では、これからの変革は何か?このRaspberry Piのようなものが全ての人に行き渡ったら? そもそもこのRaspberry Piはハードだけでなく、ソフトウェアの進展が目ざましいのです。 この小さな板の中に何が入っているのでしょう? それは、人の顔の写真を撮って、誰だか認識する機能であり、 もっと具体的に言えば、Google画像検索とAmazon言語認識と、分からない事を聞けばすぐに答えてくれるインターネットの全ての知識に繋がっているのです。 つまり、 全ての人が自由に使えるAIロボットを配ったら これで世界は変わるでしょうか? まずはやってみましょう!

Kobots (3) KoBrain – Raspberry Piで画像認識、お喋り機能

Kobotsの作り方第三回、KoBrainロボットの頭脳部分です。 Kobotsって何? KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方 KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方(この回) KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方 Kobook & Future – 今後の応用、展開について Raspberry Piで画像認識、お喋り機能を作っていきます。 KoBrain部品 フリスク空き箱 200円 Raspberry Pi Zero 約800円 Micro SD 8G 約1,000円 Raspberry Pi Zero Camera 約2,000円 (又はPi Zeroカメラケーブル+Raspberry Pi Camera 約3,000円 ) Raspberry Pi Zero USB拡張ユニット 約1,200円 (又はマイクロUSB拡張ハブ 約1,500円 ) Wifi USBドングル 1,000 – […]

Kobots (2) KoBlock – Wio Nodeを使ってロボットを動かそう!

Kobots作りの第二回、まずは手足、ボディとなる部分を作っていきます。 Kobotsって何? KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方(この回) KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方 KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方 KoBook & Future – 今後の応用、展開について ロボットの手足、ボディとなるKoBlock(コ・ブロック) このKoBlockは、マイコンとしてArduino互換のWio Nodeを使っています。1個のフリスクケースにWio Node1つ、サーボモーター2つを入れて操っています。 KoBlock部品 必要な部品は以下のようなものです。それぞれ、秋葉原の千石電商などで買う事ができます。リンクがついていますので、必要に応じて調達して下さいね。 フリスク空き箱 1個 200円 サーボモーターMiniS 約900円×2個 WIO NODE 約1100円 リチウムポリマー電池 約1,200円 磁石×2個 100円 (切り替えトグル・スイッチ 100円) 2mmのねじ等 100円 トータル 約4,500円   KoBlockの作り方 上記の部品をフリスクケースに入れていきます。 まずフリスクケースをこのようにカットします。横に2 mmのネジが通る穴を空けます。(ケースの裏側の方を使うと、横にサーボモーターをネジ止めしやすいです。) フリスクケースは、このサイズのサーボモーターやWio Nodeがぴったりはまる大きさになっていて、ちょうどいいですね。 プラスチックの素材も、大き目のカッターやはんだカッターで切れ、かつ耐性もあってちょうどいい固さです。   その中にサーボモーターを横にはめていきます。2 mmのネジで留めます。 反対側にもサーボモーターを付けます。 […]

Kobots (1) フリスクとWIOとPIをコネクトさせて本格的なコミュニケーション・ロボットを作ろう!

こんにちは!ヨシケン、こと吉田顕一です! 私はロボット作りが好きですが、あまりスキルが無いので、”ありあわせのモノ”で作るのを信条としています。 Kobots – Konnected to Everyone from Kenichi Yoshida これから何回かに渡って、どこにでもあるフリスク・ケースを使って、また今やどこでも買えるArduino(互換のWio Node)とRaspberry Piを使って、動いて、喋って、人を認識して、便利に使えるロボットを作っていきたいと思います。 Kobotsとは 私は元々、コドモでも、色々なモノとコネクトし、コミュニケーションも出来るロボット、Kobot (コボット)を作っています。 そんなKobotは、体を構成するKoBlock、頭脳のKoBrain、それらを操作するアプリKoAppから成り立っています。 KoBlock ロボットのボディ: フリスクに手(又は足)がついて、Wio Nodeにより、動かすことができます。SeeedのGrove互換なので、温湿度センサーや、赤外線送受信器なども追加して動かすことができます。このブロックを幾つか組み合わせるとロボットの胴体や脚などになります。 KoBrain ロボットの頭脳: フリスク一つ分の中に、Raspberry Pi Zero、カメラ、マイク、スピーカーなどが詰まって、ロボットの頭脳の役目をします。カメラにより、人の顔、風景、文字などを読み取り、マイクにより喋り声を認識し、お話が出来たり、今日のお天気や予定、便利な情報などを教えてくれます。 KoApp ロボットをカスタマイズするアプリ: 手足の動作や、リモコンの指令など実際に動くものをアプリ上のドラッグ&ドロップだけで、レゴのように組み合わせて、追加、変更などができるようにします。数多くのAPIやAIの機能なども、アプリから簡単に組み合わせられて、子供でも簡単にプログラムが学べるようになっています。 で、何が楽しいの? 何かボロッちいフリスクケースと、何ができるか分からないロボットもどきという事で、興味が湧かないかもしれません。 IoTとか、プログラミング教育とか、AIとか、なんとかかんとか、あまりに情報が溢れすぎていて、ちょっとついていけない、と思っている方も多いでしょう。 ただこのKobotsは、数千円を出すだけで、自分の手で、今話題のあれやこれやが作れるかもしれない、とりあえずやってみよう、という気持ちを起こさせる一助になればなあ、と思っています。 ということで、このKobotsを作ってみると、どんないいコトがあるかというと、、 IoTがわかる – ロボットの両手、両足を動かす仕組みが分かる。DCモーターやサーボモーターの使い方が分かるようになります。LEDの光らせ方や、温湿度センサー、人感センサー、赤外線送受信などのやり方が学べます。 Arduinoの使い方がわかる –  Arduino互換のWio Nodeの使い方、信号の出し方など知る事ができます。これをPythonプログラミング、又はArduino IDEを使って操作する事ができます。 Raspberry Piの使い方がわかる – Raspberry Pi Zeroを使って、この$5で買えるミニマムなコンピューターで何ができるのかが分かります。Pythonプログラミングを学ぶ事ができます。 APIの使い方がわかる – 数十もの外部プログラミング(API)を組み合わせているので、その使い方がわかるようになります。インターネット上の豊富なリソースを使った、これまでにない新たなモノを作ることができます。 カメラ、音声の扱い方がわかる – Raspberry Piを使ったカメラ、動画の扱い方、そして声や音楽などの音声の扱い方が分かります。 AI、自然言語、画像解析がわかる […]