FriBot フリボット
【 Fribot / フリボット】は、フリスクたった一個の中に、ありったけのロボットとなるモノをつめこみ、二足歩行、AIによる顔認識、それに応じた適切なお喋り、情報提供をする本格的コミュニケーション・ロボットです。
- 体部分:サーボモーターをRaspberry Pi Zero Wにより駆動
・ サーボモーター4つを備え、両手、両脚を動かして、指示に基いた腕振り、二足歩行などを行います。
・別アタッチメントの赤外線センサーを付ける事により、リモコンのオン・オフなど赤外線が使えるテレビ、エアコン、電気などをコントロールできます。
- 頭脳部分:Raspberry Pi Zero WによるAI、APIとの連携
・ Raspberry Pi Zero Wにより、WifiでGoogle Cloud VisionやAmazon Web Serviceと連携します。
・ iPhoneなどのスマホにもつながって、アプリで動き、API連携、AI機能などの設定、変更が可能。
・ ソニーIU233の超小型カメラを目として使用し、画像、文字認識や顔判断を行います。(Google Cloud Vision、Docomo APIを使用)
・ マイクから声、言葉を検知し、10ヶ国語以上でお喋りをする事ができます。(Docomo API、Google Translation API、Amazon Pollyを使用)
・ 呼びかけ(Wake word)により、適切な指示、声認識を行う。「ハイ、フリボット!」により指示を聞く、「フリボット、リモコン」などにより特定機能を起動、など(Snowboy Wakeword)
・ 数十のAPIと連動し、人物認識と合わせて、言葉から適切な情報を提供します。(下記はその一例)
– 朝顔を見て、その人の誕生日から今日の星座の運勢、普段行く場所の天気を教えてくれる。(Docomo顔認証API、運勢API、Open Weather API)
– その人の声から人物判断をして、その人のGoogle Calendarからその日の予定を読み上げてくれる。(Snowboy Wake word、Google Calendar API )
– フリボットのGPS位置情報で、そこから一番近いおススメのレストランを提案してくれる。(Wifi基地局GPS、Google Map、ぐるなびAPI)
– フリボットと、しりとり、雑談など飽きの来ないコミュニケーションをとることができる。(Docomo雑談API)
フリボットは、フリスク一個大の中に、Raspberry Piの機能を最大限に活かし、様々な事ができるAIロボットです!
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今回、ソニーの超小型カメラIU233を頂き、そのあまりの小ささに驚き、なんとかこのミニマム感を活かしたロボットが作れないか考えました。
Raspberry Pi Zero Wの小ささも合わせて、フリスク一つの中に全ての機能を詰め込めないか、様々な苦労を重ね(数十のフリスクを食べ続け、深夜の眠さを吹き飛ばしながら)、面白い形にする事ができました。
ロボットの形的には、二足歩行型だけでなく、四速歩行の犬型や、恐竜型などにも展開可能です。
この小ささの中に、世界有数のAI、APIが詰まって、しかもコスト的には1万円以下(ソニー超小型カメラを除く)でロボットを作ることができる、とても画期的なプロダクトになったと思います。
Raspberry Pi W:1,200円前後
Pi-Hat Speaker:1,200円前後
サーボモーター:800円×4個=3,200円
リチウム・ポリマー・バッテリー:1,000円前後
LED、スイッチなど:500円前後
フリスク:200円
今後ともこのロボットの可能性を最大限に活かしていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します!