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この半年で漢字いくつ覚えた? ~ AIとロボットを巡る180日の冒険

娘が小学校に上がって、いろいろな事を覚えて来る様になりました。 入学前はひらがなすら怪しかったのに、この6ヶ月(1学期と2学期)で60もの漢字を覚えたそうです。 今までは、読んだり書いたりできなかった事が、何かを学ぶ事で、今まで知らなかった事を本を読んで知ったり、街の看板や文字を見て刺激を受けたり、確実に世界が広がっています。 ひるがえるに、我々大人はこの180日の間にどんな新しい事を学んだり、達成できたでしょうか? 60個もの、初めて見たものを覚えられたでしょうか? 何かプロジェクトを終えられたでしょうか。 半期の売上を達成できましたか。 年初に立てた目標の半分以上に到達できたんだろうか? 気になってた事、新しい事、先延ばしになってた事に取り組めたでしょうか? 私もそう言われると耳が痛いのですが、私の相棒の成長には目を見張るものがあります。 私が作っているロボット、Kobots/コボットです。 6ヶ月前、去年の末の時点では、コボット君は一言も話せませんでした。 手足が動く、こっちのジェスチャーに合わせそれを繰り返す、くらいが関の山。 リモコンでテレビや扇風機をつける、くらいは赤ちゃんでもできますね。 そうコボットは、6ヶ月前は0歳児の赤ちゃんくらいの実力でした。 そして年が明けた頃くらいに突如進化が始まったのです。   一月目 まずはSpeech to

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Kobots (5) – Hi Kobot! ウェイクワードで呼びかけよう

更にKobotsを進化させる為、ウェイクワードを付けてみましょう。 ウェイクワードとは、あのHey SiriとかOk Google、Alexa!のような、呼びかけ語で、その言葉を聞くと、ロボットが動作をし出すものです。 このウェイクワードには、Snowboyという面白い名前のライブラリを使っています。 このサービスというか、ライブラリというかは本当に面白くて、Hotword as a serviceという形で、原則無料で呼びかけ語がつくれてしまいます。 具体的には、こちらのドキュメントの通りに進めればいいだけなのですが、順をおってやっていきましょうか。  

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Kobots (4) KoApp – APIとAIをレゴのように組み合わせよう

これまで、モーターなどを動かすKoBlock (2)、画像、音声認識などを行うKoBrain (3)をつくってきました。 この第4回では、その手足と頭脳を結びつけて、自由にカスタマイズできるアプリKoAppを見ていきましょう。 実はこのKoApp、二つのバージョンがあります。 一つは、他のアプリをこのKobots用にカスタマイズして使うもの。MESH Appという、IoTデバイスを扱うアプリのカスタム・タグとして、Kobotsの機能を付け加えてしまうもの。 そして、各種APIからAIまで全てを自由に組合せる事ができる、Genuine AppのKoAppです(こっちはまだ開発中) まず、人のアプリを借りてしまうMESH Appでの設定の仕方を見てみましょう。  

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Kobots (3.5) 500ドル・パソコンから5ドルAIへ

当時私は、渋谷の本屋で立ち読みしていました。 私は(今もそうですが)特に何のとりえも無く、就職先探さなきゃなあと漠然と不安を抱えていた学生でした。その時に何故か手に取ったのが、マイクロソフトやアップルをなぎ倒す革新的企業がある、というような本でした。 そこにはこう書かれていました。 500ドルのパソコンが世界を変える ふーん、パソコンの値段が変わると、生活ってそんなに変わるのかなあ。当時は、時々学校に行って、そこにあるパソコンをさわれれば、それであまり生活上困ることはありませんでした。 そしてその時、構想されていた(実際の出荷はどれだけあったんだろう。。)500ドル・パソコンのスペックはこのようなものでした。 CPU: Intel80486(クロック数100MHz)、メモリ: 8MB、ネットワーク: 64 – 128 kb/s 当時(1995年)に一般的だったパソコンは、Pentiumの200MHzで価格は30万円ほど。確かに値段は画期的でしたが、500ドル本当にできるんだろうか。そもそもそんなにコンピューターって必要なんだろうかとも思っていました。 そして2016年に発売された Raspberry Pi Zeroの価格は$5、CPUは1GHz 当時考えられていたぎりぎり500ドルでできるパソコンと比べると、20年で価格は$500→$5で1/100、性能は100MHz→1,000MHzと10倍になったんですね。Raspberry Piの場合、メモリは別で用意するのでもうすこしコストがかかりますが、当時8MBのメモリは1万円くらいしましたから、今は8GBで500円くらいなので、性能は1000倍、価格は1/20というその進化もすごいですね。

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Kobots (3) KoBrain – Raspberry Piで画像認識、お喋り機能

Kobotsの作り方第三回、KoBrainロボットの頭脳部分です。 Kobotsって何? KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方 KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方(この回) KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方 Kobook & Future – 今後の応用、展開について Raspberry

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Kobots (2) KoBlock – Wio Nodeを使ってロボットを動かそう!

Kobots作りの第二回、まずは手足、ボディとなる部分を作っていきます。 Kobotsって何? KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方(この回) KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方 KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方 KoBook & Future – 今後の応用、展開について ロボットの手足、ボディとなるKoBlock(コ・ブロック)

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Kobots (1) フリスクとWIOとPIをコネクトさせて本格的なコミュニケーション・ロボットを作ろう!

こんにちは!ヨシケン、こと吉田顕一です! 私はロボット作りが好きですが、あまりスキルが無いので、”ありあわせのモノ”で作るのを信条としています。 Kobots – Konnected to Everyone from Kenichi Yoshida これから何回かに渡って、どこにでもあるフリスク・ケースを使って、また今やどこでも買えるArduino(互換のWio Node)とRaspberry Piを使って、動いて、喋って、人を認識して、便利に使えるロボットを作っていきたいと思います。 Kobotsとは 私は元々、コドモでも、色々なモノとコネクトし、コミュニケーションも出来るロボット、Kobot (コボット)を作っています。 そんなKobotは、体を構成するKoBlock、頭脳のKoBrain、それらを操作するアプリKoAppから成り立っています。 KoBlock ロボットのボディ: フリスクに手(又は足)がついて、Wio

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プレミアムフライデー!に思う、自由って??

プレミアムフライデー! といっても、うちのチームは、仕事が終わればいつ帰ってもいいという曖昧な運用なので、まあ帰ってます! ただふだん、昼の仕事10時間、別腹残業8時間なので、こういう日は昼8時間、夜10時間という感じで、あまり変わりまセン。。まあ働き方改革は気持ちの持ちようです! 全然関係ないのですが、 昨日は散々な日で、チャリ通中に4回もパンク なので、地べたに座って直しながら道行く人を眺めてちょっと思いました。 うちの近くに幾つか私立高校があって、その子達のスカートの丈が気になっています。(ごめんなさい、完全におじさんです!) 一つは共学でむちゃくちゃ自由でとにかく短い! もう一つは女子高ですごーく地味でとにかく長い! うちの子には、絶対自由な方に行って欲しいなあと思っていたのですが、別の友達から聞いた話でちょっと考えちゃいました。 その子曰く、そういう短いとこは、その同調圧力に耐えられればそっちの方がいいけど、そうじゃない子たちはキツい、と。 確かに。。よーくその自由な方を観察してみると、特にこの4月の時期、あるグループは駅前で友達を待ち、あるグループはパン屋の前で待ち、ある子達はコンビニの前で待ち、と、たった数百メートルの通学路なのに、そのグループ、グループで、みんなほぼ同じかっこをして(グループ毎にスカートの色、長さに濃淡がある)連れ通学してる。 つまりカッコだけみるととっても自由そうなのに、それぞれグループに属するだけの脂質と協調性がないとついていけなそう。それに引き換え、ジミーな女子高の方はとくに待ち合わせをするでもなく、信号待ちであった子たち同士で、適当に挨拶しながら、それでもジミーに通学してる。 まあ人間はいつになっても、連れション、グループ抗争ってのはあるのでしょうが、外から見ると、それって誰得なの??という、せまーい闘いを繰り広げている。。 これってどっちが個性と自由といい関係を築いているんだろう、完全におじさん目線で、そういうの経験してる人達からすると当たり前かもしれないけど、ちょっと考えちゃう。 それで、昨日の晩に戻りますが、三回目のパンクが霞ヶ関で起きて、そのまま座り込んで直していたら、財務省前からわらわら帰る人達が、大丈夫ですか?何か手伝いましょうか?と普段はマシーンのようなMOFの人達がとても優しく声をかけてくれて、すっかり和みました。みんな個人個人はいい人達なんだろうなあ、と。 で、かたや国から言われないと(言われても?)みんなの目が気になって、 早く帰れない、僕ら。。 これってムラ社会だから、しょうがない? まずは働きかた改革じゃなくて、連れション撲滅運動ですね!

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ひとりモノ作り最後のハードル?Kicadで基板設計習ってきた

今まで2年程ひとりで、モノづくり、IoTをやってきました。 何も知らないところから、ArduinoやRaspberry Piの使い方を学び、IDE、PHP、Pythonでプログラミングし、3D CADで3Dプリンターのデザインをし、レーザーカッターで外装を作ったり、UVプリンターで金属にプリントしたり、ソフト、ハードの一通りの事を実践してきました。 そして、今までけっこう避けて来た、最後の(?)ハードル、基盤の設計を学んでみました。(本当は最後の大御所の金型、というのもありますが。。) 基盤の設計って何のためにやるの?という人。その気持ち分かります。イマドキは、Arduinoとブレッドボードさえあれば、基盤まで作らなくとも、たいていのものは作れてしまいます。 ただ自分独自の形のモノ、なるべく小さいモノを作りたい、既製品にはないこんな機能を盛り込みたい、という方はやはり、自分独自の基盤を設計して、発注してこそ、シンのモノづくり、IoTerではないでしょうか? だって、初音ミクの形したArduino互換作りたいじゃん、まあ、そんな感じです(私もよく分かっていません。。) ということで、IoTLTののびすけさんのご紹介で、わみさんの 「Kicadを使った自分だけのArduino基板作成」ハンズオン に参加してみました。 会場は、秋葉原と御徒町の間の2K540という高架下の施設にあるCafe ASANさんを借りて行いました。 中ではこのような感じ。参加者は7人(チーム)の方々、とわみさんとのびすけさん。 では、始めていきましょう! 今回は、CADソフトは、Kicadを使います。 基盤設計で有名なのは、Eagleソフトウェアですが、Kicadは完全オープンソース、無料です。 そして、IoTとは切っても切り離せないArduinoの互換機を作っていくというものです。 設計の流れはこんな感じ: サイズや機能の決定