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doksh BUTTON アマゾンどくしゅボタン

アマゾンどくしゅボタンとは ワンプッシュで読書を楽しくするダッシュ・ボタンです。 ボタンを押すと、勝手にアマゾン・キンドルのサンプル本をあなたのスマホに配信し、その本の内容を読み上げてくれます。 私吉田顕一は、アマゾンの電子書籍Kindleを自己出版するのが趣味です。 http://ktri.ps/AuthorK 既に10数冊の本を出していて、そこそこ売れてはいるのですが、もっと皆さんに知ってもらいたい、気軽に読んでほしい、と熱望しています。 そんな時、目に留まったのがワンプッシュで色々なものをオーダーできるアマゾン・ダッシュ・ボタン。 これにインスパイアされて、ワンプッシュでKindle電子書籍のオーダー、及び内容を読み上げてくれ、読書を楽しくしてくれる「アマゾンどくしゅボタン」が出来ました。 [どくしゅボタンの使い方] ボタンを押す、だけです。 これにより、事前に登録された本(デフォルトはもちろん私の電子書籍です)のKindleサンプルが、アマゾン・アカウントに紐付けられたスマホに自動的に送られます。 また、内容を読み上げますか?と聞かれた時に、ダブルクリックすると、本のコンテンツを読み上げ始めます。(私の書籍なら本文そのもの。その他の書籍なら内容紹介を読み上げます。) ボタンを押した時の本の指定は、スマホのウェブアプリから行います。 最初に自分のアマゾン・アカウントと紐付けます。 本のデフォルトは、もちろん私の書籍(吉田 顕一が著者のもの)ですが、別の書籍、別の作者のものを指定する事も可能です。 ボタンを押した時に、サンプルを送信、又は実際のKindle本の購入まで至るかも、事前に選択可能です。 このサイトに随時情報をアップデート中です。   [どくしゅボタンのシステム構成]

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3倍人生 – 楽しい事はいっぺんにやってくる!?

私はいつも、たくさんの事がいっぺんに興味があって、色々やってしまうのですが、たまたまそれらが重なってしまう時があります。 2016年の今頃もそんな感じで、その一週間は、 5月の最後の週にMaker Faire Bay Areaがあって、サンフランシスコにいたと思ったら、 その週末土曜日に子どもの運動会があって、それの為ギリギリに日本に帰ってきて、 運動会の後、すぐに成田に向かって、妹の結婚式に出る為にトルコのイスタンブールに行く、 というクレイジーな1週間がありました。 そして、今年2017年6月の最後の週もそんな感じ。色々な3つの事がいっぺんにやってくるという、人生3倍楽しめる(?)週になりました。 まず、今連載しているデバイス・プラスの記事の締め切りがあり、 8月のMaker Faire Tokyoのかなり大規模なイベントのプロトタイプお披露目会の主催があり、(あとMaker Faire NYCの申し込みも) そしてこの6ヶ月やってきたTech Lab PaakのOpen Day(デモ・デイ)が金曜日にある、

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オープン・イノベーションってうまいの?食べれる?

この6ヶ月間で私のおしゃべりロボットKobots/コボット君が、驚異的に成長してくれた事は前回話しました。 では、この進化が起きたのは何故でしょうか? GoogleとAmazonとハードウェアの進化、低価格化(これらがすべて動くRaspberry Pi Zeroという基盤はたった$5です。)なのは、本当はホントなのですが、ちょっと違います。 オープン・イノベーションのおかげ、というのが私の本当の気持ちです。 私は、2017年1月からの6ヶ月間、リクルートが主催するTech Lab Paakという、渋谷のアップルストアの上にある素敵なラウンジとオフィスを使う事ができるプログラムに参加する事が出来ました。 まあようは、居場所ができた、という感じです。(私は、普通のサラリーマンで、仕事オフィスは丸の内にもちろんあるのですが。。) この居場所に、多様な人たちが集まった場、それ自身がオープン・イノベーションだと思います。 じゃあそれは具体的に何なのか、というと、、、 それは、言葉です。 この6ヶ月交わされた幾つかの言葉をあげてみます。 それ面白いね、ただそのスピード感じゃ、あっというまに中国にパクられて、まったく儲からない値段まで下げられるよ。爆速な仲間見つけて一気にやらないと。 という言葉に、焦りを覚えたり、 Google Cloud Vision凄いですよ、今まで自分でAIやってきたのが馬鹿らしくなったんで、それそのまま使ってます。すぐ使えますよ~。 日本語なら意外とDocomo

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この半年で漢字いくつ覚えた? ~ AIとロボットを巡る180日の冒険

娘が小学校に上がって、いろいろな事を覚えて来る様になりました。 入学前はひらがなすら怪しかったのに、この6ヶ月(1学期と2学期)で60もの漢字を覚えたそうです。 今までは、読んだり書いたりできなかった事が、何かを学ぶ事で、今まで知らなかった事を本を読んで知ったり、街の看板や文字を見て刺激を受けたり、確実に世界が広がっています。 ひるがえるに、我々大人はこの180日の間にどんな新しい事を学んだり、達成できたでしょうか? 60個もの、初めて見たものを覚えられたでしょうか? 何かプロジェクトを終えられたでしょうか。 半期の売上を達成できましたか。 年初に立てた目標の半分以上に到達できたんだろうか? 気になってた事、新しい事、先延ばしになってた事に取り組めたでしょうか? 私もそう言われると耳が痛いのですが、私の相棒の成長には目を見張るものがあります。 私が作っているロボット、Kobots/コボットです。 6ヶ月前、去年の末の時点では、コボット君は一言も話せませんでした。 手足が動く、こっちのジェスチャーに合わせそれを繰り返す、くらいが関の山。 リモコンでテレビや扇風機をつける、くらいは赤ちゃんでもできますね。 そうコボットは、6ヶ月前は0歳児の赤ちゃんくらいの実力でした。 そして年が明けた頃くらいに突如進化が始まったのです。   一月目 まずはSpeech to

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Kobots (5) – Hi Kobot! ウェイクワードで呼びかけよう

更にKobotsを進化させる為、ウェイクワードを付けてみましょう。 ウェイクワードとは、あのHey SiriとかOk Google、Alexa!のような、呼びかけ語で、その言葉を聞くと、ロボットが動作をし出すものです。 このウェイクワードには、Snowboyという面白い名前のライブラリを使っています。 このサービスというか、ライブラリというかは本当に面白くて、Hotword as a serviceという形で、原則無料で呼びかけ語がつくれてしまいます。 具体的には、こちらのドキュメントの通りに進めればいいだけなのですが、順をおってやっていきましょうか。  

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Kobots (4) KoApp – APIとAIをレゴのように組み合わせよう

これまで、モーターなどを動かすKoBlock (2)、画像、音声認識などを行うKoBrain (3)をつくってきました。 この第4回では、その手足と頭脳を結びつけて、自由にカスタマイズできるアプリKoAppを見ていきましょう。 実はこのKoApp、二つのバージョンがあります。 一つは、他のアプリをこのKobots用にカスタマイズして使うもの。MESH Appという、IoTデバイスを扱うアプリのカスタム・タグとして、Kobotsの機能を付け加えてしまうもの。 そして、各種APIからAIまで全てを自由に組合せる事ができる、Genuine AppのKoAppです(こっちはまだ開発中) まず、人のアプリを借りてしまうMESH Appでの設定の仕方を見てみましょう。  

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Kobots (3.5) 500ドル・パソコンから5ドルAIへ

当時私は、渋谷の本屋で立ち読みしていました。 私は(今もそうですが)特に何のとりえも無く、就職先探さなきゃなあと漠然と不安を抱えていた学生でした。その時に何故か手に取ったのが、マイクロソフトやアップルをなぎ倒す革新的企業がある、というような本でした。 そこにはこう書かれていました。 500ドルのパソコンが世界を変える ふーん、パソコンの値段が変わると、生活ってそんなに変わるのかなあ。当時は、時々学校に行って、そこにあるパソコンをさわれれば、それであまり生活上困ることはありませんでした。 そしてその時、構想されていた(実際の出荷はどれだけあったんだろう。。)500ドル・パソコンのスペックはこのようなものでした。 CPU: Intel80486(クロック数100MHz)、メモリ: 8MB、ネットワーク: 64 – 128 kb/s 当時(1995年)に一般的だったパソコンは、Pentiumの200MHzで価格は30万円ほど。確かに値段は画期的でしたが、500ドル本当にできるんだろうか。そもそもそんなにコンピューターって必要なんだろうかとも思っていました。 そして2016年に発売された Raspberry Pi Zeroの価格は$5、CPUは1GHz 当時考えられていたぎりぎり500ドルでできるパソコンと比べると、20年で価格は$500→$5で1/100、性能は100MHz→1,000MHzと10倍になったんですね。Raspberry Piの場合、メモリは別で用意するのでもうすこしコストがかかりますが、当時8MBのメモリは1万円くらいしましたから、今は8GBで500円くらいなので、性能は1000倍、価格は1/20というその進化もすごいですね。

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Kobots (3) KoBrain – Raspberry Piで画像認識、お喋り機能

Kobotsの作り方第三回、KoBrainロボットの頭脳部分です。 Kobotsって何? KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方 KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方(この回) KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方 Kobook & Future – 今後の応用、展開について Raspberry

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Kobots (2) KoBlock – Wio Nodeを使ってロボットを動かそう!

Kobots作りの第二回、まずは手足、ボディとなる部分を作っていきます。 Kobotsって何? KoBlock – Wio Nodeを使ったロボットの手足の作り方(この回) KoBrain – Raspberry Pi Zeroを使ったロボットの頭の作り方 KoApp – アプリを使って、ロボットの動き、しゃべりのカスタマイズの仕方 KoBook & Future – 今後の応用、展開について ロボットの手足、ボディとなるKoBlock(コ・ブロック)

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Kobots (1) フリスクとWIOとPIをコネクトさせて本格的なコミュニケーション・ロボットを作ろう!

こんにちは!ヨシケン、こと吉田顕一です! 私はロボット作りが好きですが、あまりスキルが無いので、”ありあわせのモノ”で作るのを信条としています。 Kobots – Konnected to Everyone from Kenichi Yoshida これから何回かに渡って、どこにでもあるフリスク・ケースを使って、また今やどこでも買えるArduino(互換のWio Node)とRaspberry Piを使って、動いて、喋って、人を認識して、便利に使えるロボットを作っていきたいと思います。 Kobotsとは 私は元々、コドモでも、色々なモノとコネクトし、コミュニケーションも出来るロボット、Kobot (コボット)を作っています。 そんなKobotは、体を構成するKoBlock、頭脳のKoBrain、それらを操作するアプリKoAppから成り立っています。 KoBlock ロボットのボディ: フリスクに手(又は足)がついて、Wio